【S4シングル使用構築】ぽんぽこガオエルフ【最終30位】
【前書き】
今期はマギアレコードを始めたりどうぶつの森に逃げたりして途中までほぼ潜っていませんでしたが、思い立って下旬に組んでみたパーティで勝てたので構築記事を書くことにしました。
先に断っておきますが急造の構築なので完成度は低いです。
並びはこちら。
【コンセプト】
・相手視点で重いポケモンをそのままにし、試合展開を読みやすくする
(≒欠陥構築を組み直す時間がなかった)
・相手のカビゴンに屈しない
・構築が弱いので強気な択を通す
【構築経緯】
1. ポテンシャルを感じていて解禁されたら使いたかった耐久ガオガエンからスタート
2. ガオガエンと補完が取れていそうな鬼火ドラパルト、やどみがエルフーンを採用
4. 硬い物理受けがしんどそうだったのでトゲキッス
5. ラプラスが重く、中低速高耐久サイクルを多く見かけたため最速太鼓カビゴン
6. 普通の鬼火ドラパルトは刺さっていない(誘うポケモンに弱い)と判断し、前々から興味のあったスカーフミミッキュに変更
【個別解説】
採用順です。
ガオガエン@オボンのみ いかく
のんき 202(252)-135(0)-148(196)-×-118(60)-58(0、最遅)
フレアドライブ / DDラリアット / とんぼがえり / すてゼリフ
HB: 意地珠ギャラのダイストリームを威嚇込み耐え
HD: 余り、特化ラプラスの珠アリア最高乱数切り耐え
せっかくなので解禁要素を入れたく、構築の軸として採用したポケモン。
7世代ダブルを一瞬かじったときに非常に強力だった記憶から一匹目としてすんなり採用できました。
威嚇+蜻蛉やすてゼリフから後続に繋ぐこと、対物理との殴り合いを制することが役目です。
基本的に何かしら行動できることから初手にも裏にも置きやすかったです。調整は適当に施したままなので要検討。
蜻蛉のおかげで勝てた試合もあれば鬼火がなくて負けた試合もあるのでここも要検討。
ずぶとい 165(236)-x-143(196)-105(60)-96(4)-138(12)
ムーンフォース / やどりぎのタネ / みがわり / コットンガード
HB: B↑6で身代わりが意地ドリュウズのアイへを最高乱数切り耐え
C: ダイフェアリーで無振りドラパルト確定一発
S: 準速ジュラルドン抜き
ガオガエンは水タイプに弱いなと思い、S3最終一位の方が使っていたので興味本位で採用したところ、綺麗にハマったのでそのまま使い続けました。S4でキョダイラプラスとアシレーヌが解禁されていたのは忘れていました。
すり抜け特殊ドラパルトでしかエルフーンに勝てない、という選出をたまにされたのでダイマックスで役割関係を逆転できるようCに少し回しました。
最終盤の上位帯にナットレイが多かったのが逆風でしたが、高ランク帯まで素早く駆け上がれたのはエルフーンのおかげでした。
いじっぱり 187(12)-176(36)-83(20)-x-115(236)-134(204)
じしん / アイアンヘッド / がんせきふうじ / つのドリル
HD: 控えめラプラスのフリドラ+ダイストリームを高乱数耐え、控えめ珠キッスのダイバーン耐え
S: 準速ギャラ抜き
上2体はトゲキッスを流石に舐めすぎなので、明確にキッスに強い枠として採用しました。
流行りのドラパミミカビキッス+2の並びに対してロトムがいても圧力をかけるために特性は型破りです。
ドリル前提で選出するのかとドリルを押すタイミングは選出画面の時点である程度決めていました。最終日に至っては確かドリル押してません、怖いので。
ガオガエンという鬼火+炎技(主に対ドラパルト)の明確な引き先があったため選出もしやすかったです。
トゲキッス@いのちのたま てんのめぐみ
ひかえめ 169(68)-x-115(0)-189(252)-135(0)-124(188)
エアスラッシュ / だいもんじ / げんしのちから / わるだくみ
C特化、S準速パルシェン抜き抜き残りH
入れ得ポケモンなので採用しました。
どうぶつの森要素のげんしのちからを取り入れました。ダイウォールできないのが弱いと思い、悪巧みを残してマジカルシャインを切っています。弊害は普通にそこそこありました。
珠C特化ダイロックはH振りヒトムが確定一発であり、「ヒトム入り=トゲキッスが苦手」の方程式が成り立つのでヒトム入りには強気に選出していました。
ダイマックス前提のポケモンなので、トゲキッスが盤面に着地する前に試合が終わりそうな場合と対ドヒドヌオー系統を除き、選出時は必ずこいつにダイマックスを切るように意識していました。
カビゴン(キョダイ)@混乱実 くいしんぼう
陽気 236(4)-162(252)-85(0)-x-130(0)-90(252)
すてみタックル / じしん / ほのおのパンチ / はらだいこ
ASぶっぱ、A↑6炎パンでHB特化アーマーガア確定一発
地雷枠。
上四体ではラプラスや低速高耐久のポケモンが重く、ついでにドリュウズ等も重かったので最低限の打ち合い性能を持ちつつ試合展開を一気に掴める太鼓型で採用しました。
ノーマル技が捨て身なのはカバルドンをワンパンするためです。
ガオガエンのすてゼリフからカビゴンに繋ぐと大抵相手は引いてくれるので無償で太鼓を叩くチャンスが生まれます。
構築上初手にラプラスを激しく呼ぶので初手で合わせて太鼓を叩いていました。一撃技を気合でかわせば最強のカビゴンが誕生します。
先にダイマックスを切ると終盤巻き返されかねないので、欲張らず素の状態で殴って対面的に11交換を取ることも多かったです。
上位帯の環境にかなり刺さっており3桁前半からの選出率は非常に高かったです。
陽気 131(4)-142(252)-100(0)-x-125(0)-162(252)
じゃれつく / ゴーストダイブ / おにび / トリック
ASぶっぱ
地雷枠②
この枠は当初鬼火系のドラパルトでしたが刺さっていないと感じ変更した枠です。
初手のスカーフダルマに鬼火を当ててキッスカビで積んだ後に止められないようにするのが一番の仕事でしたが、他にも色々と器用な立ち回りができて想像の100倍強かったです。
下の方では選出するタイミングが掴めませんでしたが、上位帯は相手の選出=試合展開が読みやすくミミッキュを選出する頻度も高くなりました。
【選出】
勝てそうならガオガエンやミミッキュを絡めて起点を作る選出をします。
②
こいつらは相手視点から見ても重いので大抵選出されます。
なのでこいつらに勝てる(最低限打ち合える)ポケモンをたくさん選出します。
【課題】
勝てるポケモンがいないのでプレイヤーが強いと負けていました。
流石にガオガエンに鬼火を搭載するなりの対策をすべきでした。
元々ドリュウズが重いので襷を盾に剣舞される展開がかなり苦しかったです。
一例としてガオガエンは威嚇+オボンでドリュウズの地震を2耐えしますが、積まれると威嚇込でも間に合わなくなってしまいます。
・型バレ
終盤勝てていたのはカビゴンミミッキュの地雷力によるところが大きく、型が割れていると多分無理です。
【あとがき】
時間がない中急遽組んだ構築なので穴も多く、でもなぜか勝てたので八世代は難しいなと感じました。
次潜る時は自信の持てる構築を組んでより上位を狙っていきたいと思います。
閲覧いただきありがとうございました!
TN SRö
334ミラーはチルタリス愛好家か334の民かがいつも分からず微妙な気持ちになります。