【S11シングル使用構築】霰化石スタン【最終31位/2051】
【前書き】
SRです。
今回はシーズン11で使用した構築の紹介になります。
使用可能なポケモンは鎧の孤島まで、かつ上位禁止のルールです。
【構築経緯】
採用順です。
パッチルドン:DLCで解禁された雪かきを使ってみたところ破格の性能をしていたため、構築の軸にすることに決定。
アローラキュウコン:霰の始動要員として採用。様々な構築に対して柔軟に選出したかったため襷。
アシレーヌ:ラス一要員としてイバンを持たせて採用していたが、しっくり来なかったため最終的にはスカーフ。選出画面でパッチルドンに弱いポケモンを呼び込んでくれる。
ウオノラゴン:アローラキュウコンに強いポケモンに強いポケモン、と書いてある構築記事をいくつも見かけたので採用。化石の全パーツがここに集結。
ポットデス:対欠伸カビゴン。フェアリーも若干重めなため、格闘ドラゴン以外でラムのみを持たせても戦えそうなポケモンを探して辿り着いた。
軸のキュウコン+パッチルドンがヒートロトムを初めとする炎タイプを苦手としているため、炎に強めなポケモンを取り巻きに選んでいます。
【個体紹介】
キュウコン(アローラ)@気合いの襷
特性:雪降らし
性格:臆病
ステータス:151(20)-x-101(44)-125(188)-121(4)-177(252↑)
技構成:ムーンフォース / 凍える風 / アンコール / オーロラベール
調整意図:
S:最速
HB:意地水ウーラオスの水流連打99%耐え、地球投げ3耐え
パッチルドン@命の珠
特性:雪かき
性格:陽気
ステータス:165(0)-152(252)-111(4)-x-100(0)-117(252↑)
技構成:氷柱落とし / 電撃嘴 / けたぐり / 電磁波
調整意図:
A:先制電撃嘴でH252振りB↑1アーマーガアを15/16の高乱数一発
S:霰下で最速スカーフポリZと同速
B:ホルードのダイアースの乱数が動くため端数B振り
ウオノラゴン@拘り鉢巻
特性:頑丈顎
性格:意地っ張り
ステータス:173(60)-156(252)-120(0)-x-100(0)-120(196)
技構成:エラがみ / 逆鱗 / けたぐり / サイコファング
調整意図:
A:特化
S:準速アーマーガア抜き、S↓1の最速110族抜き抜き
特性:激流
性格:臆病
ステータス:171(124)-x-95(4)-162(124)-137(4)-123(252)
技構成:うたかたのアリア / ムーンフォース / サイコキネシス / 滅びの歌
調整意図:
S:ミラー意識の最速
HD:C182ゲンガーのヘドロウェーブ確定耐え
HB:A200ウーラオスの雷パンチ+アクアジェットを両方最高乱数以外耐え
ウルガモス@オボンのみ
特性:炎の体
性格:臆病
ステータス:172(92)-x-102(132)-159(28)-126(4)-167(252)
技構成:虫のさざめき / サイコキネシス / ギガドレイン / 蝶の舞
調整意図:
HD:C178アシレーヌのうたかた確定耐え
C:↑1ダイサイコ+霰でH252D4振りドヒドイデ13/16の乱数一発
ポットデス@ラムのみ
性格:図太い
ステータス:167(252)-x-112(132)-155(4)-135(4)-105(116)
技構成:ギガドレイン / アシストパワー / 力を吸い取る / 殻を破る
調整意図:
S:1破りで最速スカーフパッチラゴン抜き
HD:1破り(D↓1)状態でC178アシレーヌのうたかたダイストリーム13/16耐え
HB:残り
【個体解説】
キュウコン(アローラ)@気合の襷
軸の一匹。
ゲンガー、リザードンやスカーフ高火力のいる構築に対して初手投げを安定させるために気合いの襷+凍える風を採用しました。特に初手スカーフパッチラゴン・ホルードを投げられることが多かったため、使用感は非常に良好でした。
アンコールはキュウコンの起点化を許さないための技で、自力でSを上げられない積みポケモンが環境的に多かったため何度も詰みの状況を作ってくれました。
霰の再展開や試合終盤でダイマックス権が切れた後のアンコールが強いため、展開を見越して雑に切るかHP1でも残しておくかを都度考える必要があります。
パッチルドン@命の珠
軸の一匹。
技範囲が非常に広く、電気氷半減・格闘等倍以下の耐性を持つポケモンはアロガラ、ヒトム、ランターン、ヌケニン、アズマオウの5匹だけでした。
加えて見た目よりも硬め(HBはパッチラゴン、HDはウオノラゴンと同値)なので撃ち合い性能にも優れています。
最速を取っているのは非霰下のS-1リザウルガ意識でもあります。
電磁波は非霰下のアーマーガアにビルドアップへの後投げから勝つための技です。ダイジェットで素早さを逆転されると羽休め連打で負けるため、電磁波→ダイアイスと動くことでラム持ち以外には勝てるようにしました。
ウオノラゴン@拘り鉢巻
対炎、対面性能高めの崩し枠。
最初はスカーフで採用していたのですが、ランクが高くなると一様に水半減の物理受けに引かれるようになったため、それならと鉢巻を持たせてみたところ見事にハマりました。
けたぐりはダイナックル用、サイコファングはダイマして水ウーラオスを殴る用の技です。
初手に投げてさもスカーフかのようにエラがみを押すのも、キュウコンが誘う特殊受けに後投げしてエラがみを押すのも強かったです。
アシレーヌ@拘りスカーフ
対炎、選出誘導枠。
ウオノラゴンがスカーフを手放したためこちらに持たせました。
主にアシレーヌ受けがいない構築に対して選出します。ウオノラゴンよりも選出回数が少なく勝率も悪めな所説枠。
ウルガモス@オボンのみ
パッチルドンがスカーフ最速90族と同速である関係上、サザンドラ入りの構築に積極的に投げられないため用意した対策枠です。他に刺さっている構築にも選出します。
サザンドラ+ドヒドイデに刺すためのサイコキネシス、水への打点がないと選出しづらかったのでギガドレイン。炎技が欲しいのはギルガルド対面くらいで、この対面は一度も起きなかったので技構成はこれで良かったと思います。
CSだと柔らかくて動かしづらかったため耐久にかなり回してオボンも持たせました。
特性が炎の体なのは虫の知らせが発動しなかったからで、ウーラオスを焼いて拾った試合があったので正解でした。
ポットデス@ラムのみ
対カビゴン、EasyWin製造枠。
最終日に投入したため、使用感の分かる前期使っていたHBベースで採用しました。
自分の対欠伸の立ち回りが下手なので綺麗に積むことこそ中々できませんでしたが、崩し枠としても扱えるためラムのみでも相変わらず強かったです。
【課題点】
勝てません。
・マリルリ
ダイジェットやトリルを絡められると辛いです。
電気の一貫を切っていないのとパッチルドンでの突破が難しいので辛めです。
・マンムー
霰で襷を削れないのも辛いポイントです。
【後書き】
襷キュウコンの偉さと化石の専用技の壊れっぷりが目立つ構築でした。
保存しておけば最終一桁も狙えましたが、この環境を最後まで楽しみたくて特攻したので悔いはありません。
来シーズンから大怪獣バトルが始まるので、また違った毛色の構築を組むことになりそうで楽しみです。
質問等あれば https://twitter.com/sr_sirougay にお願いします。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
【結果】
TN SRö 最終31位/レート2051 最高レート2110
最終
最高
【おまけ】
DLCでリーグカードの素材が増えて嬉しいです。
今回は「悪の組織の女幹部」イメージ。